【歌詞 +読み方,意味】Eve『廻廻奇譚』~言葉の意味・読み方も~
こんにちは!
今回は Eve さんの『廻廻奇譚(かいかいきたん)』の歌詞を紹介していきます!
僕が(独断と偏見で)判断した難しい言葉・読みづらい言葉には、言葉の意味・読み方も載せています!!
タイトルの「奇譚」とは「珍しい話」「不思議な物語」などの意味があります。
歌詞全文 (+ 意味・読み方)
!!太字の文字は、下に読み方や意味が載っています!!
作詞:Eve
「廻廻奇譚」
有象無象 人の成り
虚勢 心象 人外
ああ物の怪みたいだ
虚心坦懐 命宿し
あとはぱっぱらぱな
中身無き人間
寄せる期待 不平等な人生
才能もない 大乗 非日常が
怨親平等に没個性
辿る記憶
僕に居場所などないから
夢の狭間で泣いてないで
どんな顔すれば良いか分かってる
だけどまだ 応えてくれよ
闇を祓って 闇を祓って
夜の帳が降りたら合図だ
相対して 廻る環状線
戯言などは 吐き捨ていけと
まだ止めないで
まだ止めないで
誰よりも聡く在る街に
生まれしこの正体を
今はただ
呪い呪われた僕の未来を想像して
走って転んで
消えない痛み抱いては
世界が待ってる
この一瞬を
ああ上々的感情
未来take back
あの従順に従った欠陥の罰
視線確かな I need 常軌
声も出せないまま
ああ
傀儡な誓いの無き百鬼夜行
ああ
呪術無き奈落の果てまでも
極楽 往生 現実 欠点 凪いで
命を投げ出さないで
口の脆さに光って
どんな顔すれば良いか分かんないよ
今はただ 応えてくれよ
五常を説いて 五常を説いて
不確かな声を紡ぐアイデア
相殺して 廻る環状線
その先に今 立ち上がる手を
ただ追いかけて ただ追いかけて
誰よりも強く在りたいと願う
君の運命すら今はただ
ほの暗い夜の底に
深く深く落ち込んで
不格好に見えたかい
これが今の僕なんだ
何者にもなれないだけの屍だ
笑えよ
目の前の全てから
逃げることさえやめた
イメージを繰り返し
想像の先を行けと
闇を祓って 闇を祓って
夜の帳が降りたら合図だ
相対して 廻る環状線
戯言などは 吐き捨ていけと
まだ止めないで
まだ止めないで
誰よりも聡く在る街に
生まれしこの正体を
今はただ
呪い呪われた僕の未来を想像して
走って転んで
消えない痛み抱いては
世界が待ってる
この一瞬を
・有象無象(うぞうむぞう)
=世にたくさんある、くだらないもの。
・心象(しんしょう)
=心の中に描き出される姿・形。イメージ。
・物の怪(もののけ)
=人にたたりをする霊。
・虚心坦懐(きょしんたんかい)
=先入観を持たず、広く平らな心。
・ 大乗(だいじょう)
=理想に達するための大きな乗り物。
※ここでは、「大乗仏教」(インドで紀元前後頃に起こった新しい仏教)の略だと考えられます。
・怨親平等(おんしんびょうどう)
=(仏教用語)怨敵と親しい者とを平等にみること。
・祓う
(読み方)はらう
・夜の帳が降りる(よるのとばりがおりる)
=夜になる。夜になって暗くなるさまを、垂れ絹が下りたことにたとえたもの。
※「夜の帳が下りる」と表記する方が一般的です。
・聡い(さとい)
=理解・判断が的確で早い。感覚が鋭い。
・傀儡(かいらい)
=あやつり人形。人の手先となって思いのままに使われる者。
・百鬼夜行(ひゃっきやこう)
=悪人どもが時を得て、勝手に振る舞うこと。
・凪ぐ(なぐ)
=風がやんで波が静かになる。
・ 脆さ
(読み方)もろさ
・五常(ごじょう)
=儒教で説く5つの徳目。仁・義・礼・智・信。
・屍(しかばね)
=死んだ人の体。死体。
以上で今回の記事は終わりです!
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ありがとうございました!