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~歌詞・言葉の意味の紹介~

【歌詞 +読み方,意味】不眠症『無重力サイレン』~言葉の意味・読み方も~


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こんにちは!

今回は 不眠症 さんの『無重力サイレン(むじゅうりょくさいれん)の歌詞を紹介していきます! 

僕が(独断と偏見で)判断した難しい言葉・読みづらい言葉には、言葉の意味・読み方も載せています!!

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歌詞全文  (+ 意味・読み方)

!!太字の文字は、下に読み方や意味が載っています!!

 

「無重力サイレン」

 

 

 

割れる目と陰る空 声を枯らして這った体温に

劣等した アイロニー

空を触ったような アイデンティ

反転した暗号で 交わす

呼吸とよく似た記号論欠損した

愛慕で モノクロになった視界から

意味を排した無声音

割れるエゴの間から

零れ落ちてく言葉

夜が明けるまで

 

走り出して 行け 理外の賽の

指し示す 舵の 先頭に

未だ 見えない 月はネオンライト

消えかかった 走光性

焦がして 散る 現実 彩度

失くした 意味の残像に

縋る 指 掴む 錆のかかってる 海

 

剥がれ切った膜の

隣人は僕の30cm方壊して

傾倒した意識で

認知の外に落ちてく 理想論

昂って沸いた 熱感を

意思の錯綜 奥に押し込んで

時計の針 泳ぐサイレン

横向きの重力だ

欠損 混じる

点滅した斜陽の影

鐘の音は落ちる

 

飾り 切って 塗れ

理解を 廃し

明日来たる 意味の 水平線

煮え切らない 日々は 絶対零度

解け切った 線状性

溶かした 弓

弦を張って

登った月の天辺

座る様だ 色を に落としてる 夢

 

走り出して 行け 理外の賽の

指し示す 舵の 先頭に

未だ 見えない 月はネオンライト

消えかかった 走光性

焦がして 散る 現実 彩度

失くした 意味の残像に

縋る 指 掴む 錆のかかってる 海

さらば 外套は捨てろ

とうに 橋は崩れかかってる

さぁ 駆けろ 風が拓いた道へ

 

・アイロニー

=皮肉。

 

・アイデンティ

=(「アイデンティティ」で)身元。自己同一性。

 

・愛慕(あいぼ)

=深く愛ししたうこと。

 

・エゴ

=自己。自我。

 

・理外(りがい)

=普通の道理では説明できないこと。

 

・走光性(そうこうせい)

=生物が光刺激に反応して移動すること。

 

・縋る

(読み方)すがる

 

・傾倒(けいとう)

=人物や物事に心を奪われ、夢中になること。

 

・錯綜(さくそう)

=複雑に入りまじること。入りくむこと。

 

・絶対零度(ぜったいれいど)

=マイナス 273.15 度。

※理論上これ以下の温度はなく、さらにこの温度は到達できないとされています。

 

・線状性(せんじょうせい)

※一応言語学用語ですが、難しい言葉などで(というか正直僕が上手い説明ができないので)説明はカットさせていただきます。また、歌詞の中でも「線状」の「細長い線の形をなしている」という意味で使われているように感じました。

 

・天辺

(読み方)てっぺん

 

・藍(あい)

=濃い青色。

 

・外套(がいとう)

=寒さなどを防ぐために洋服の上に着る衣服。

 

 

 以上で今回の記事は終わりです!

ミス・感想・ご意見などありましたらぜひコメントをお願いします。

ありがとうございました!