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~歌詞・言葉の意味の紹介~

【歌詞 +読み方,意味】三月のパンタシア『サマーグラビティ』~言葉の意味・読み方も~


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こんにちは!

今回は 三月のパンタシア さんの『サマーグラビティ』の歌詞を紹介していきます! 

僕が(独断と偏見で)判断した難しい言葉・読みづらい言葉には、言葉の意味・読み方も載せています!!

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ちなみに「サマーグラビティ」とは直訳すると「夏の重力」になりますね。

歌詞全文  (+ 意味・読み方)

!!太字の文字は、下に読み方や意味が載っています!!

 

作詞:40mP

「サマーグラビティ」

 

 

 

教室がまどろんでいる

陽に焼けたノート 答えのない問題

あいまいな日常風景

君の 輪郭だけが鮮明

 

飲みきれないほどの日々

甘酸っぱいシェイク この夏限定の

油断していたら消えていく

それは 蜃気楼のように

 

きっとスタート合図は

もっと前から鳴っていて

周回遅れの感情が今、

目指すは水平線へ

 

もう

夏の重力に体が溶かされないように

海岸まで走った

不安も 焦燥感も 脱ぎ去って

裸足で駆けてゆく

もう

君の引力を抜け出すことは

きっときっとできないから

夕景と 群青が 入り混じってる

ぐちゃぐちゃな空に

ただ 叫んだ

 

ノイズ混じりのラジオ

また最高気温 例年より上昇

前日比0.3℃

恋が 熱くなったみたいだ

 

読みかけの推理小説

複雑怪奇 まだ謎は解けない

延滞できそうにもないよ

夏は 立ち止まってくれない

 

ほんの少しだけの

勇気と語彙力があれば

感動的なセリフでさ

伝えられたのにな

 

もう

夏の重力に体が溶かされないように

海岸まで走った

退屈な景色 昨日とは

明らかに違う

もう

君の引力を抜け出すことは

きっときっとできないから

単純で 難解な 問いかけ見つけた

その答えを

ただ 叫んだ

 

汚れたシューズで駆け出した

衝動 一方通行

引き返すことはできない

君の想いより

1秒先に 波打ち際へ

飛び込んだ

 

風に化けてゆく錆びついた体・心

全身ゼロになって

何にもない日々を 追い越して

明日へ手を伸ばす

 

もう

夏の重力に体が溶かされないように

海岸まで走った

不安も焦燥感も 脱ぎ去って

裸足で駆けてゆく

もう

君の引力を抜け出すことは

きっときっとできないから

夕景と 群青が

入り混じってるぐちゃぐちゃな空を

見下ろして

 

単純で 難解な

問いかけ見つけた

その答えを

ただ 叫んだ

・まどろむ

=軽くうとうととねむる。

 

・蜃気楼(しんきろう)

=地上や水上の物体が浮き上がって見えたり、逆さまに見えたりする現象。

※熱気・冷気による光の異常な屈折によるものです。

 

・焦燥感(しょうそうかん)

=焦る気持ちのこと。

 

群青(ぐんじょう)

=あざやかな青色の絵の具。また、その青色。

 

・ノイズ

=雑音。処理対象となる情報以外の不要な情報のこと。

 

・語彙力(ごいりょく)

=言葉をどれだけ知っているかという能力。

 

 

 

 以上で今回の記事は終わりです!

ミス・感想・ご意見などありましたらぜひコメントをお願いします。

ありがとうございました!