LL歌詞辞典

~歌詞・言葉の意味の紹介~

【歌詞 +読み方,意味】necchi『シンシア』~言葉の意味・読み方も~

(
)
こんにちは!

今回は necchi さんの『シンシア』の歌詞を紹介していきます! 

僕が(独断と偏見で)判断した難しい言葉・読みづらい言葉には、言葉の意味・読み方も載せています!!

www.youtube.com

タイトルの「シンシア」には、「女性名(Cynthia)」「誠実な(Sincere)」などの意味があります。

 

歌詞全文  (+ 意味・読み方)

!!太字の文字は、下に読み方や意味が載っています!!

 

作詞:necchi

「シンシア」

 

 

散々に時間割いた結果

得たのが孤独だとしたら

そんな憐れな物語を綴った

自分に反吐が出る

 

苦い後悔の飴をずっと舐める

 

淡々と自分罵るんだ

そんなんじゃ満たされないけど

きっと向ける矛先もないからって

独りで遊んでいる

 

狭い脳内で憂い醸造してゆく

 

自分の中身 移す鏡 汚ればかり

拭いてもみても落ちね

 

深く息を吐いた

 

傷を舐めあっていたんだ

居心地の良さを感じていただけ

願っても縋っても戻れないのにね

 

この頬伝っていくモノは

誰の目にも届かない

いたずらに針は回る

 

「簡単に全部忘れたい」なんて

無理なのわかってる

そもそも忘れた後に何残んだって

未来に狼狽える

 

甘い包帯解けずにずっと余す

 

僅かしかし確かに感じた怒りを消したくて

「泣きたい」はイたいし「辛い」もイたい

 

そんだけの思いを歪んだ頭に綴じ込んで

でもやっぱ泣きたいし辛いし痛い

 

あぁ ちょっと眠れば治るかな

 

傷を舐めあっていたんだ

居心地の良さを感じていただけ

願っても縋っても戻れないのにね

 

この頬伝っていくモノは

誰の目にも届かない

いたずらに針は回る

 

深く痕がついた

 

指を咥えて見ていた

向こう岸の偶像

ただ辛くないだけで良かったのに

 

傷を舐めあっていたんだ

居心地の良さを感じていただけ

願っても縋っても戻れないのにね

 

この頬を伝っていくモノは

誰の目にも届かない

いたずらに針は回る

 

ひたすらに愛を捜す

 

散々に時間割いた結果

得たのが孤独と気づいた

それが憐れかなんてどっちでもいいよ

孤独ごと愛そうか

 

・憐れ(あわれ)

=かわいそうだと思う心。

 

・綴る(つづる)

=つなぎあわせる。言葉を連ねて、文章・詩歌をつくる。

 

・反吐が出る(へどがでる)

=非常に不快な気持ちになる。気分が悪くなる。

※「嘔吐」と書いても「へど」と読むことがありますが、「嘔吐が出る」という言い回しはあまり使われません。

 

・罵る(ののしる)

=ひどい言葉で悪口を言う。

 

・矛先(ほこさき)

=攻撃の方向。

 

・醸造(じょうぞう)

=発酵作用を応用して、酒類・醤油・味噌などをつくること。

 

・憂い(うれい)

=予測される悪い事態に対する心配・気づかい。嘆き悲しむこと。

 

・息を吐く(いきをつく)

=ためていた息をはく。苦しみや緊張から解放される。

※「いきをはく」と読まないように注意して下さい!

 

・縋る(すがる)

=つかまって寄り掛かる。頼りとするものにつかまる。

 

・狼狽える(うろたえる)

=不意を打たれ、驚いたり慌てたりして取り乱す。

 

・解く(ほどく)

=結んであるものを、ときはなす。

※「とく」と読むことが多いですが、「ほどく」とも読みます。

 

・綴じる(とじる)

=離れ離れの物をつづり合わせる。

※「つづる」とも「とじる」とも読みます。

 

 

 以上で今回の記事は終わりです!

ミス・感想・ご意見などありましたらぜひコメントをお願いします。

ありがとうございました!