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~歌詞・言葉の意味の紹介~

【歌詞 +読み方,意味】るぅと『僕は雨に濡れた』~言葉の意味・読み方も~


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こんにちは!

今回は るぅと さんの『僕は雨に濡れた(ぼくはあめにぬれた)』の歌詞を紹介していきます! 

僕が(独断と偏見で)判断した難しい言葉・読みづらい言葉には、言葉の意味・読み方も載せています!!

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歌詞全文  (+ 意味・読み方)

!!太字の文字は、下に読み方や意味が載っています!!

 

「僕は雨に濡れた」

 

 

 

心から笑えないのは

ハリツケている笑顔のせいだ

雨の落ちることのない

この屋根の下に 雫が零れた

 

陽の面影の覚束ない

暗がる空 街濡らす音

灯のぬくもりから遠ざかるように

足は影に向かう

 

どれほど歩み進めようが

憂う日々からは地続きで

息絶えた声の波止場にて

来ることない迎えを待っている

 

心から笑えない今日を

流してしまえ 流してしまえ

伝う雫の理由を

泣き止まない空 そのせいにできるから

僕は雨に濡れた

 

陽の身代わりが街頭に宿る

群がる雲 街濡らす音

寄る辺さえ見つからない根無し草

僕とよく似ている

 

変わる季節の忙しなさに

やがて足並みはズレていく

半歩遅れの疚しさだけ

肩を並べ僕に憑き纏う

心から笑えないのは

ハリツケている笑顔のせいだ

伝う雫に任せて

この呪いさえも取り払えるでしょうか

 

明かりは溶けゆく

に混ざりより紅く

心から笑えないこと

忘れてしまえ 忘れてしまえ

伝う雫の理由を

誰にも知られず

笑うことできるから

今日を笑えない今日を

流してしまえ 流してしまえ

 

伝う雫の理由を

泣き止まない空

そのせいにできるから

僕は雨に濡れた

 

・覚束ない(おぼつかない)

= 確かでなくはっきりしない。うまく行く見込みがない。

 

・波止場(はとば)

=船をつけて泊める所。港。

 

・根無し草(ねなしぐさ)

=地中に根を張らず、水に浮いている草。確かなよりどころのない生活のたとえ。

 

・ 忙しない(せわしない)

=いそがしい。落ち着かない。絶え間がない。

 

・疚しい(やましい)

=良心に恥じるところがあって気がひける。

 

・憑き纏う

(読み方)つきまとう

※「付きまとう 付き纏う」と書くことが多いです。

 

・藍(あい)

=染料で染めた濃い青色。

※直後に「より紅く」という歌詞があります。「藍」は「藍という植物から取った染料で染めた濃い青色」という意味ですが、「藍」という植物の花は赤色なので、ここでは赤色を示しているのかもしれません。(紛らわしいですね笑)

 

 

 以上で今回の記事は終わりです!

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ありがとうございました!